夏休み

子供たちが楽しみにしている夏休み。

なんだか、また短くするとかしないとか!?

 

子供たちからしたら、「なんで?」となって当然だろう。

 

授業数が足りないので、夏休みを減らして授業数を確保する。

そういう理由だそうだ。

 

数字や量ばかり気にして、肝心の質はどうなんだろうか?

 

一時期「ゆとり」という言葉で、教育指導内容を減らしたり増やしたり、二転三転していたが、あれからどうなのか?

小学校から英語の授業を増やすだのなんだのと。

増やすばかりで、減らすことも必要なのでは!?と思ってしまう。

むしろ、「これはきちんと」という基準を設け、しっかり身に着けさせる方が良いのではないかと。

 

中学に上がると歴然とのその差が出て、授業についていけない子は、ほぼ勉強しなくなる。

出来ない子が、さらに勉強しないので良くはならない。

どこに問題があるのか?

答えは簡単。

小学生の時に、クリアしなくてはならない関門・レベルを設けること。

「ここまで出来ないと中学で困る」という指針を明確にすること。

そうすれば、子供も自分がどういう状態か分かるだろう。

 

中学生で、まともに計算が出来ない子が多いこと。

そのまま高校・大学・社会人になってしまうことを考えると恐ろしい。

 

夏休み減らす前に、やらなきゃいけないことをしっかり明示する。

科目・内容を増やす前に、厳選するべきかなと。