☆発達障害と自分自身

昨夜、NHKの番組「仕事の流儀」で発達障害を専門とする精神科医・本田秀夫さんをやっていた。

https://www4.nhk.or.jp/professional/x/2019-10-29/21/25000/1669555/

 

その中で「普通とは何か?」ということについて話していて、世の中の大多数が占めるものが普通で、そこから外れると異常と分類されてしまうと。

世の中自体が大多数に合わせて出来ていて、そうでない人にとっては生きづらい世の中になっていると。

私自身も、子供の頃の自分を考えると今でいう「発達障害」に分類されるだろうなと思う。

大人になり、自分の特徴を上手く理解し使いこなしている部分と、未だに苦しんでいる部分とがある。そのことに気付き、上手く付き合ってはいるが…。

 

「多様化」という言葉が流行っているが、教育に関することでは全くと言って良い程、多様化していないと思う。

 

平均的な、大量生産のような日本の教育。

何の疑問も抱かず、これまでやってきたことをそのまま良しとして踏襲しているだけで、何の発展性があるのだろう。

そして、そんなことをやっていても全く子供たちのやる気を起こさせるようにはならないと思う。

 

大学受験に英語の民間検定を組み込むことを今更ながら延期したり、迷走が続いているが本気で教育を考えている政治家はいるのだろうか。

 

そんなことを考えさせられる番組だった。