☆塾への依存度

今日、教員免許の更新制の効果についての記事がありました。

 

教員免許は取ってしまえば終身有効だったものを、質を高める目的で10年更新制にしたが、その効果は薄いことが指摘されていました。

教員間でのいじめ問題、体罰・わいせつ行為などの懲戒処分を受ける教員の数は高止まりしていると。

正直、教員免許の問題ではなく、人間としての素質の問題の部分が大きいように思える。

 

教員免許の問題だけではなく、採用の際の基準だったり、採用の仕方にも問題があるように思う。

 

またボランティアの経験を義務化するなど、意味のないものが含まれていたりする。

教員免許を取得する過程で、ボランティア経験をしなくてはならないとすると、もはやそれはボランティアではなく、単位を取るための行為になってしまう。

ボランティアとは対価を目的としない行為であって、単位のためにするのであれば意味をなさないように思う。

 

こういうことが学校の存在意義を低下させ、塾への依存度をさらに高めてしまう要因であるのは明らかだと思う。

このままで良いのか、日本の教育。