勉強だけに限らず意欲というものが存在する。
その意欲をいかに大きくするかというのが一番の問題。
どんな手法を用いても、どんなに時間をかけても、まず当事者に意欲が無ければ何も変わらない。
面倒なことをする、大変な作業をこなす、そういった犠牲を払うだけの価値があるのかどうか。
そのことに価値を見出せなければ、犠牲を払おうとはしない。
それは大人でも子供でも同じこと。
受験勉強に自分から打ち込めている子は、ほとんどがその価値や意味をしっかり理解し、目標を設定し、自分の意思で課題をクリアしようとしている。
勉強に打ち込めないほとんどの子が、目標が漠然とし、何のためにやるのか、はっきりせず、言われるから仕方なくやっている。それでは成果は上がらないのも当然である。
親として「何のために勉強し、何のために良い点を取らせようとしているのか」説明出来ないようでは、子供に勉強しろと言うべきではないと思う。
親のプライドや見栄のために勉強させていると、そのことを子供は見抜きます。
そうならない為にも時間を作ってでも子供と「なぜ勉強するべきなのか、どうして今の成績ではダメなのか」を話し合い、はっきりさせてあげて欲しいと思います。そうすれば自分から勉強するようになると思います。
部活やクラブなど、辛い練習などがあっても打ち込めている子は、同じ理由だと思います。自分で決めた目標に向かっているから出来ていることだと思います。