よくスポーツの世界で『判断力』を身に着けるという事を聞きます。
私個人、サッカーという競技のコーチをさせてもらっているので、特にその言葉を使いますし、強豪チームのコーチたちも、そこにこだわった指導をしていると思います。それぞれの局面、局面で自分で判断し、決断してプレーしていかなければいけない。
判断と決断の連続。
育成年代では、単にプレーだけ良ければ将来良いプレーヤーになれるかというとそうではない。
私生活においても、きちんと自分で判断し、決断し、行動していけなければ『判断力』は身に付かない。時には失敗や間違いもあるだろう。そこから何を学び、どう反省し改善していくか、それこそが重要。
学校の勉強ということで言うと、自分で課題を見付け、その課題をどうすれば克服できるかを考え、試してみる。そしてまた改善…。
しかし、目先の点数のために大人があれやれこれやれと手を出し過ぎて、過干渉・過保護になりがちである。
そうせずに、自分で決めさせ、自分で改善策を考えさせていかなければ、この先どう生きていけば良いかを判断出来る力は付かない。